表具・表装とは
ふすま(襖)の新調及び張り替え、障子の洗い張り(張り替え)、掛軸、額装、屏風などがあります。書や絵画を紙や布で裏打ちをして補強し、それらにふさわしい装飾を施して、襖、掛軸、額、屏風に仕立てる伝統技術を表具あるいは表装といいます。表具・表装の機能と目的には鑑賞だけではなく保存も含まれます。
ふすまとは
日本間の建具の一種であります。木製の枠の両面に比較的厚い紙(唐紙:からかみ)を張ったものです。障子と違って光を通さないので、部屋の間仕切りなどに用いられます。「ふすま」はもとは「伏す裳(寝るための布)」、すなわち「布団」という意味でもあったのですが、その形が建具のふすまに似ていたところから「ふすま障子(布団みたいな間仕切り建具)」、障子が略されて現代の「ふすま」という呼び名に落ちついたということでもあります。
障子とは
日本家屋における扉、窓に用いる建具の一つで、明かりを通すように木枠に紙張り(主に和紙)になっているものは明障子(あかりしょうじ)ともいいます。また扉を閉じたまま採光できるという機能により広く使われるようになりました。ガラスやカーテンが普及するようになって使用は減ったものの、ガラス併用の障子なども作られ消滅することはなかったといわれます。一部がガラスになっていて障子部分が開け閉めできるものを雪見障子といい、日本の建築文化の象徴的な存在でありました。現代においてはインテリアとしての再評価の他、ガラス戸との組合せによる断熱効果、紫外線の軽減効果などで見直されつつあります。
強化シートとは
猫、犬などの引っ掻き傷、小さなお子様の指入れ穴あけ防止に強いシートです。このシートは和紙にビニール樹脂製の薄いプラスチックを挟み込んでいる3層構造で防水加工、防炎仕様で耐久性もあり、ウエスなどでも拭けますので、清潔感も保ちます。
掛軸とは
書や日本画を裂(きれ)や紙で表装して、床の間などに掛けて鑑賞するものです。掛物(かけもの)とも呼ばれます。日本の室内装飾では重要な役割を果たしています。
屏風とは
部屋の仕切りや装飾に用いる家具のことです。小さな襖のようなものを数枚つなぎ合わせて、折りたためるようにしてあります。「風を屏(ふせ)ぐ」という言葉に由来します。
額装とは
額縁に美術品や写真などを入れて飾れる状態にすることを額装(がくそう)といいます。

内装(インテリア)・ウィンドウトリートメントとは
クロス(壁 天井)、クッションフロア(床)、じゅうたん(カーペット)張り替え、カーテン、ロールスクリーン、ブランド、アコーディオンドアなどの取付工事などがあります。お部屋の壁や天井の汚れ、ペットや小さなお子様が汚してしまったところや、キズ、カビ等を綺麗にしたい、古くなったカーテンをロールスクリーン、ブラインド、アコーディオンドアなどにチェンジしたいなど。また取扱う商品すべてにおいてシックハウス対応適合品ですので、御客様が安心して暮らせることを最優先として工事施工させてもらっております。
クロスとは
建築物において壁や天井の内装仕上材として用いられる布・紙や ビニル(合成樹脂)で出来たシートです。おもに、下地の保護や装飾などを目的とし、内壁下地材の表面に接着剤を用いて張り付けます。近年ではシックハウス(家の病気)対策として、ホルムアルデヒド(有害物質)を飛散しにくい接着剤への転換が進んでいます。一般には「壁紙」と呼ばれますが、天井に張ることも多いため、建築業界では「クロス」と呼んでいます。
ジュラク壁 土壁 古壁からクロス仕上げとは
老朽化、亀裂、ひび割れした土壁、砂壁を、下地処理の際、パテ詰めや下地強化糊を塗布し、いわば特殊な施工法でクロス張りを施工します。近年地震対策の一環として被害を最小限に抑える効果もあります。
フロア(クッションフロア・じゅうたんなど)とは
クッションフロアはクッション性のある床材の総称です。主として表面に塩化ビニルを用いたシート状床材を指します。表層にプリントやエンボス加工を施し、中間層には発泡プラスチックやフェルトなどのクッション材をはさみ、麻布や混紗紙などで裏打ちしてありまます。比較的安価で、施工も難易でない床材です。耐久性・耐水性に優れているので、キッチンや洗面室・トイレなどの水まわりにもよく用いられます。
じゅうたんは屋内の床に敷くための織物や敷物のことをで、別名カーペットとも呼びます。装飾性のほかに、騒音レベルを減少させ、床を通る熱の損失を減らすために有効です(断熱性)。また、絨毯の上に横たわったり、座ったりするにも、固い板張りの床よりも快適です。
カーテンとは
遮光・防音・間仕切りなどを目的として吊り下げて使用する布製品です。部屋の遮光等に使用される場合、通常、カーテンは窓の内側にカーテンレールに吊り下げる形で取り付けて用いられます。 機能としては、就寝時に外部の光によって眠りが妨げられるのを防ぎ、また中の光が外に漏れるのを防ぎます(遮光)。さらに外から中を覗かれるのを防ぐ遮蔽の効果もあります。そのほかにも、室内外の音を和らげたり(吸音)、室内の保温などの効果もあります。カーテンは耐燃性を持つものが望ましいです。
ブラインドとは
窓の内側に付けられる窓のための覆いのことです。外側にいる人の視線から屋内を隠したり、太陽光や風を遮るために取りつける簡単な仕掛であり、建物やオフィスでもっとも広く使われているものにベネシャンブラインドというものがあります。ブラインドは本来、外界の光の採り入れを上手に調整するために作られました。窓を単に布で蔽うだけでは細かな調光が難しい点もあります。細かなベインの回転や素材の選び方で光をコントロールすることができるのがベネシャンブラインドの特徴です。現在では、アルミ製、木製、布製と様々な素材の製品があり、また縦型、横型と窓にあわせた選び方が可能です。
ロールスクリーンとは
パイプにスクリーンを取り付け、パイプに内蔵されたスプリングによって上下にスクリーンを巻き取り開閉するブラインドのことをいいます。スクリーンを好みの高さで止めることもできます。プルコード式・チェーン式・コード式・電動式などがあり、カーテン代わりに窓に取付けたり、部屋の簡易的な仕切りなどに用いられます。
アコーディオンドアとは
楽器のアコーディオンのジャバラのようにたたみ、開いたり縮めたりする構造をもつ間仕切りのことで、「アコーディオンドア」といいます。基本的には部屋と部屋を仕切る場合に使用されることがほとんどで、通常の引き戸とは異なり、開ききった時の広さが異なります。パネルを折り重ねたような形状から仕切りとして閉じるタイプのものもあります。


